コラム

2025.04.13 売却

第4回:住みながら売るのは可能?内見対応のポイントと準備リスト

「住みながらでも家は売れるの?」という質問は、多くの売主様からいただきます。実際のところ、住みながら売却を進める方は少なくありません。特に買い替えや転居時期が未定の方にとっては、住みながら売却できるのは大きなメリットです。

しかし、住みながら売却するには注意すべき点や、購入希望者への気配りが欠かせません。今回は、内見時のポイントやスムーズな売却につながる準備リストをご紹介します。

住みながら売却するメリットとデメリット

【メリット】

  • 仮住まいを用意する必要がないため、引越し費用や手間が減る
  • 売却が決まってから新居を探せるので、資金計画が立てやすい
  • 空き家よりも生活感があることで、購入希望者が暮らしのイメージを持ちやすい

【デメリット】

  • 内見のたびに掃除や片付けが必要になる
  • プライバシーが一時的に損なわれる可能性がある
  • 内見日時の調整が必要で、柔軟な対応が求められる

こうした点を踏まえて、「家を売る」という目線で、日常生活に少し工夫を加えることが成功への鍵となります。

内見対応の重要性

不動産の購入を検討している人にとって、実際の「内見」は非常に大きな判断材料です。写真や間取り図だけでは伝わらない雰囲気や広さ、周囲の静かさ、陽当たりなどを体感してもらえる大切な機会です。

住みながら売却する場合は、以下のような気配りが購入希望者に良い印象を与えます。

  • 室内の明るさ:カーテンを開け、電気をすべて点けて明るい印象を演出
  • 匂いのケア:キッチンやトイレの匂いは特に注意。換気や消臭剤を活用
  • 音への配慮:テレビや音楽は消し、落ち着いた環境にする
  • 空間の広さ:不要な家具や物は一時的に倉庫へ移動してスッキリさせる

「この家、良いな」「すぐにでも住めそう」と感じてもらえるよう、準備が重要です。

住みながら売るための準備リスト

以下のチェックリストを参考に、売却活動をスムーズに進めましょう。

  • 整理整頓の徹底:日用品や雑貨は見えない場所へ。水回りは特に印象に影響します。
  • 家具の配置見直し:広く見せるための動線確保。圧迫感のある家具は一時撤去を検討。
  • 掃除の習慣化:床・窓・水回りを中心に、毎日のルーティンで負担を軽減。
  • におい対策:ペットや料理のにおいは第一印象を下げる要因。直前の換気を忘れずに。
  • 内見用スケジュールの共有:家族とカレンダーやチャットアプリで予定を共有。
  • 貴重品や個人情報の管理:財布・通帳・印鑑などは鍵付きの場所へ保管。

売主様の「協力」が売却成功のカギ

住みながら売却を行う場合、不動産会社任せにするだけでなく、売主様ご自身の協力も非常に重要です。購入希望者に良い印象を与えることができれば、内見から早期の申し込みにつながる可能性が高くなります。

「モデルルームのように完璧にしないと…」と身構える必要はありませんが、「丁寧に暮らしている家」という印象を持ってもらうための準備を心がけましょう。

まとめ

住みながら売却することは十分可能であり、むしろ購入希望者に安心感を与える要素にもなります。とはいえ、内見対応にはちょっとしたコツや準備が必要です。

Plus4では、住みながら売却を進めるお客様のために、内見前のチェックリストの提供やスケジュール調整のサポートも行っております。
無理なく、そしてなるべく高く売却できるよう、二人三脚でサポートいたします。

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